トレンドマイクロ、現段階での賠償は否定

この会社の今は、慎重な姿勢で今後の方針を決めていかなくてはいけない状態であるのはわかっているつもりだ。しかしながら賠償はしないという姿勢はいかがなものか。
今回の騒動のために3億円の費用を投じ、社長曰く「社内リソースを100%つかう」と明言している。
また、今回の事件で発生した被害を完全になくすまで、社長自身「月給594円」(パターンファイル:2.594.00になぞらえ)で全力で取り組んでいくと述べている。
引責辞任を考えろ。日本人にはこのような状況下でその言葉使いはマイナスだ。甘く見るなよ。

私自身、あと3ヶ月でウイルスバスターの更新時期を迎える。間違いなく他社製品に乗り換えるつもりだ。


報道機関や企業のコンピューターに深刻なシステム障害を引き起こした、トレンドマイクロ社は26日、現在までに652社の企業が同社の「ウイルスバスター」が原因でシステム障害などの影響を受けたことを明らかにした。このうち6社のシステムが復旧していない。
 記者会見したエバ・チェン社長は「大変な問題を引き起こしてしまい、心からおわびしたい」と、謝罪。ただ、システム障害で業務がストップした企業への損害賠償について、同席したマヘンドラ・ネギ最高財務責任者(CFO)が「現時点では補償はしない」と否定した。
 これまで同社は「賠償を検討していく」との考えを示しており、方針変更に批判も出そうだ。
共同通信より)

賠償できるほどのカネがないんだろ。