地震の被害で個人情報のデータを紛失するのを防ぐには

29日の日本時間早朝、スマトラ沖でマグニチュード8.7ともいわれる巨大地震が発生した。またクルマを運転していたとき、J-WAVEのラジオ局の番組内で都内上空で地震雲らしいものが存在したという投稿がチラホラと寄せられていた。

福岡の大地震も発生する可能性は限りなく低いはずだったが、予想外の展開で震度6弱の揺れが襲った。

もし、災害によってデータが紛失した場合はどうするか?バックアップをLTOやDDSといったメディアにコピーしておいても耐火性金庫に保管しておかなければ、火災で焼けてしまう可能性だってありえるのだ。そのデータの中身が顧客データであったとしたら(電話番号・クレジット番号等が記載されていたら)、消失したものとして潔く諦めれば済む話は少ないと思う。

2001年9月11日に発生したアメリ同時多発テロで国際貿易センタービル(WTC)に本社を置いていた証券会社の本社機能はその日のうちに止まってしまった。
しかしながら翌営業日には通常通りの営業を再開できていた。

ディザスタ・リカバリ(障害復旧対応可能なバックアップ方法)を実践していれば、もしもの時の対応も迅速に行える。都心から数十キロ離れたデータセンターに遠隔でバックアップデータを送り込むことで、もしもの障害のときにも備えることができるようになる。

<@ITより>
ディザスタ・リカバリは、企業の負うべきコスト
お粗末! 日本企業のディザスタ・リカバリ対策