日本VS中国のサイバー戦争

中国の反日感情から火がついた今回の騒動から、サイバー攻撃も激しさを増したようである。超巨大匿名掲示板である2ちゃんねるでは、反日抗争を掲げたHPに対しDos攻撃などを奨励するような動きが出ている。

一方、12日午後の数時間にわたり、Yahoo!Japanをはじめとし官公庁や有名企業のHPがアクセスできなくなるという障害が発生した。原因は調査中の段階でプレスにも報道はされていない部分も多く、私もはっきりとは言えないが、中国側からの攻撃ではないかと考えてしまう。

向こうの人間は、まだインフラへの攻撃のことしか頭にないから良かった。今回の騒動が発端から生じて、新たにウイルスをはじめとするワーム攻撃やトロイの木馬が数日以内に登場して、日本へ攻撃してくることもありうる。

幸いなことにフィッシングやファーミング攻撃のノウハウがまだないのか、これらによる攻撃の可能性は低そうだ。

だが、日本国内でもフィッシングやファーミングの被害を食い止めるノウハウを持っていないために防御しきれる可能性も低いく、安全とはいえない状態はしばらく続きそうだ。

敵は「見えない」。どのような攻撃をしかけてくるかもわからずに足元をすくわれる可能性もある。これがサイバーテロの一番の脅威である。