日中首脳会談が終わって

インドネシアで行われた日中首脳会談が23日に無事に終了した。
やや軟化な表情を見せた小泉首相とは対照的に胡国家主席は表情をこわばらせて、笑みも見せずに会談に臨んでいたのが印象的であった。

アジア太平洋会議では小泉首相が過去の歴史の過ちを認める声明文を発表したその日、東京に残った議員の偉い人は靖国神社を参拝した。これでは中国・韓国双方とも日本に対する不信感は残したままである。

中国人は猜疑心が強いと言われる。「コイツ、ホンマにこんなこと思ってるんかいな」となかなか信頼するまでに至るには大変だ。

今回の騒動で日中関係は間違いなく最悪な状態になった。ここを読んでいる中国系の方には申し訳ないが、あなた方が日本に対して行った行為をテレビという限られたメディアで見る限りではあるが、信用することはできない。またいつか暴徒化するかわからないから、しばらくは中国に行くのはやめることにする。実は5月に上海に渡航する予定を立てていたが全て取りやめにした。「日本政府へ不満をぶつけた」ということになってはいるが、在中の日本人も精神的にも健康面でも、そして健康面でも被害を受けた。

上海の和平飯店でJAZZのライブを聞きながら、黄魚などをたべて優雅に過ごそうと思ったが当面は幻となりそうだ。